本稿ではお客様からよく聞かれた問題を纏めます。ExtremeSwtiching VSP あるいはFabric Engine を利用した際に、支援できれば幸いです。
01 – ExtremeSwitching VSP (Fabric Engine) のスイッチにおけるJumboframe サイズとは
「回答」
VSP-1:1(config)#sys mtu ?
<1522-9600> MTU value {1522|1950|9600} in bytes
02 – Fabric Engine をサポートするUniversal Hardward が出荷した際、30 Days のPremier Tial License (excluding MACsec) がインクルードされます。このPremier Tial License を延長できますか？
「回答」
はい、”extend-time-period” を使い、Premier Tial License を延長するのが可能です。そして、最大で３回を利用するのが可能です。詳細について、下記のURL を参照できます。
03 – ExtremeSwitching VSP (Fabric Engine) の出荷モードに戻すオプションをお知らせてください。
「回答」
スイッチはFabirc Engine 9.0 以後を利用した際、”factory default flag” でスイッチに出荷モードに戻したい時、下記のオプションがあります。簡単に整理すると
- Zero Touch Fabric Provisioningを利用したくない場合、
- オプション使用せず
- “config-only”: Troubleshooting の目的
- Zero Touch Fabric Provisioningを利用したい場合
- reset-all-files: ライセンスも削除
- zero-touch:ライセンスを削除しない
04 – “show sys-info termperature” のCritical Threshold を超えると、スイッチの動作は何でしょうか？
「回答」
どれか一つの温度がWarning Threshouldの値を超過すると、温度の閾値超過に関するログが出力されます。
更にどれか一つの温度センサーがCritical Threshold値を超えると機器がシャットダウンされます。
05 – 5520 Universal Ethernet Ports (in Fabric mode, VOSS 8.4.2 以後) の使用について
「回答」
5520のデータシードから下記の説明があります。
With Fabric Engine, the 2 x QSFP28 ports can be used as Ethernet uplink ports if in non-Fabric mode or if no VIM is present as of the VOSS 8.4.2 release.
- 5520 スイッチにVIM が存在しない場合、ソフトウェアで SPB Internal loop-back 用に VIM ポートを自動的に選択し、Universal Ethernet Ports を通常のイーサネット ポートとして利用できます。
- 5520 スイッチにVIM が存在する場合、Universal Ethernet Ports がSPB Internal loop-back として使用され、VIM Port を通常のイーサネット ポートとして利用できます。
06 – VOSS 或いはFabric Engine 上でMultiLink Trunking (MLT)を利用した際、MLT Group に最大で何ポートを利用できますか？
「回答」
最大で 8 Ports まで一つMLT Group に追加することが出来ます。
Supports MLT groups with as many as 8 ports belonging to a single multilink trunk
詳細について、下記URL に記載したUser Guide に確認してください
07 – XIQ-SE のトポロジーマップ上にVOSS / Fabric Engine を表示するため、autotopology (SONMP) data の有効が必要です。有効及び確認方法とは？
「回答」
有効方法：
(config)# autotopology
(config)# sys force-topology-ip-flag enable
(config)# default sys clipId-topology-ip
確認方法：
show sys setting
autotopology : on
ForceTopologyIpFlag : true
clipId-topology-ip : 0
08 – Virtual Link Aggregation Control Protocol とは？
「回答」
Virtual Link Aggregation Control Protocol (VLACP) はリンクアグリゲーションプロトコルではなく、定期的にHello パケットを送信し、ポイントツーポイント接続の状態をチェックするメカニズムです。Hello パケットが受信されないとき、VLACP は障害状態に移行します。VLACP の詳細について、下記のURLを参照できます。
また、VLACP を使用した際、推奨値は下記のテーブルを参照できます。
09 – How to configure LACP on SMLT ports when the VLAN is type Flex UNI and not platform VLAN?
Use case: Connect Nutanix to a VSP4900 vIST cluster.
「回答」
This is an example from a customer I was working with recently:
lacp smlt-sys-id a4:ea:8e:09:bc:85
lacp enable
mlt 134 enable name “SMLT-Tivoli-SP1”
interface mlt 134
smlt
lacp enable key 13
flex-uni enable
exit
interface GigabitEthernet 1/18
default-vlan-id 0
name “Tivoli-SP1-LACP 10.0.34.60 (VIP)”
no shutdown
slpp packet-rx
slpp packet-rx-threshold 50
lacp key 13 aggregation enable partner-key 13 partner-system-id 00:90:fa:be:05:50 timeout-time short
lacp enable
no spanning-tree mstp force-port-state enable
sflow sampling-rate 8192
sflow collector 1
exit
i-sid 31034 elan
untagged-traffic mlt 134
exit
10 – VOSS 或いはFabric Engine 上にSNMPv3 及びユーザークレデンシャルの設定方法
「回答」
conf t
cli password xmc read-write-all
Do you want to change username for the default RWA user ? (y/n) ? y
Enter the old password : rwa
Enter the New password : password
Re-enter the New password : password
snmp-server user snmpuser sha snmpauthcred aes snmpprivcred
snmp-server user snmpuser group initial
no snmp-server user initial
11 – VOSS 或いはFabric Engine スイッチのChannelization Port の設定方法とは？
「回答」
ご参考: VSP 7400 Series Operational Notes
o Channelization is not supported on port 28.
1２ – VOSS 或いはFabric Engine スイッチのAuto Nickname Assignmentとは？
「回答」
VOSS 8.10以前、Zero-touch fabric を使用した際、Fabric Node はNickname ServerからNicename の情報を取得します。
一方、VOSS 8.10 以後には、FabricNetworks 上Nickname Server の設定が不要、各Fabric Node は 自分でNickname の設定ができます。
1３ – ExtremeSwitching VSP (Fabric Engine) はBounce Port の機能をサポートしますか？
「回答」
VOSS 8.10 からBounce Port の機能が追加されます。Brounce Port の情報はRadius VSA から送出されます。
- Extreme Vendor ID (1916)
- VSA name: Extreme-Dynamic-Config
- VSA value: 252
- VSA type: String
14 – ExtremeSwitching VSP (Fabric Engine) の”Advanced Feature Bandwidth Reservation” の利用制限をお知らせてください。
「回答」
詳細に関しては下記のURL を参照してください。
15 – ExtremeSwitching VSP (Fabric Engine) はTDRをサポートしますか？
「回答」
はい、サポートします。
TDR（time domain reflectometry：時間領域反射）を使えば、イーサネットケーブルにおけるシグナルインテグリティを直接的に評価できます。そのため、TDR の診断テストを利用して、イーサネット ケーブルの欠陥を検出したり、スイッチの銅線ポートに接続されているケーブル ペアのステータスと長さを判断することもできます。
- TDR only applies to 5420 Series with copper ports.
詳細について、下記のURL を参照できます。
16 – ExtremeSwitching VSP (Fabric Engine) はIPv6 IP Packet に対してACL 書き方を紹介してください。
「回答」
下記は一例であり、ご参照ください。
17 – Fabric Connect のBEB ノード上にQoS の制御を実施できますか？
[回答]
はい、下記図をしめすように、OoS の制御を実施できます。
18 – FabricEngine /VOSS を使用したするスイッチはNLB(Network Load Balancing) の機能をサポートしますか？
「回答」
スイッチのハードウェア機能によりますが、詳細について下記のテーブルを参照してください。
19 – FabricEngine /VOSS スイッチはDHCP Relayを利用したい時、参照できるコンフィグレーションをお知らせてください
「回答」
20 – FabricEngine /VOSS スイッチを利用した際には、Default Gateway R edundancy 方法を知らせいてください。
「回答」
下記のスライドを参照してください。
また、RSMLT のIPv6 を利用した際には、下記の注意があります。
21 – FabricEngine/VOSS のCLI コメントレファレンスガイドの先をお知らせてください。
「回答」
下記のURL を参照してください。
また、CLI 構文に関しては、スイッチから下記のコメントを入力し、参照できます。
22 – FabricEngine/VOSS の 9.0 は下記図を示すようにスイッチ上にDHCP Service（IPv4) をサポートします。
23 – Fabric Engine をサポートするUniversal Switch はRadius Test の機能がありますか？
「回答」
はい、サポートします。こちらの機能に関しては、下記図を参照してください。
24 – Fabric Engine でRESTCONF の利用
「回答」
下記のコマンドを利用して、RESTCONF を有効してください。
そして、下記コマンドで設定したRESTCONFの情報を確定します。
もしSecure RESTCONFを利用したい場合、下記URL の設定を参照してください。
https://extreme-networks.my.site.com/ExtrArticleDetail?an=000107444
Curl コマンドを使い、Call を実施する
json=$(curl -k -s -X POST http://192.168.162.9:8080/auth/token \
-H "Content-Type: application/json" \
-d '{"username":"rwa","password":"rwa"}') \
&& token=$(echo $json | sed "s/{\"token\":\s\"\([^\"]*\).*}/\1/g")curl -k http://192.168.162.9:8080/rest/restconf/data/openconfig-vlan:vlans -H "X-Auth-Token: $token"25 – FabricConnectを構築した際、予約されたI-SID 番号がありますか？
「回答」
予約されたI-SID番号は下記のテーブルを参照してください。
Technical Notes 